アレルギーで悩んだら

うちの子もアレルギーっ子です。アレルギーと言っても人によってアレルゲンも症状もさまざまで、それぞれに悩みを抱えていると思います。困るのは、どこに相談すればいいのかわからないこと。あふれる情報に振り回されて不安をつのらせていませんか。

子どもの食物アレルギー 新しい対策


NHK「きょうの健康」2016.7.20(水)放送分
では、「離乳食を遅らせない」「食物除去をしすぎない」「アトピー性皮膚炎との関係をよく知る」という3つのポイントを解説しています。
NHKすくコム『気になる 食物アレルギーの基礎知識』のQ&Aも参考になります。
スキンケアの重要性も注目されています。和光堂のベビーケアレポートVol.12(2016年)によると、スキンケアのみですべてのアトピー性皮膚炎とその先のアレルギーマーチが予防できるとは言えないけれど、実行可能で副作用も少ない方法としておすすめされています。けれど具体的にどのようにスキンケアをすれば良いのかまではまだ研究が進んでいないのが現状のようです。

我が子に何ができるのか、対応はひとりひとり違ってくると思います。東大阪市では、保健センターでアレルギー個別相談を行っています。ぜひ相談してみましょう!

病院で診断してもらおう


アレルギーの診断というとまず血液検査が考えられますが、検査結果が陽性でもアレルギー症状が出ないこともあります。自己判断で除去することはおすすめできません。
より正確な診断のためには食物負荷試験などで実際に食べたときの症状を確認することが必要です。
食物負荷試験をしている病院は食物アレルギー研究会のサイトで調べることができます。
食物負荷試験実施施設リスト

アレルギーと診断されたら、アレルギーとのお付き合いが始まります。成長につれて食べられるようになるケースもありますが、アレルゲンを除去する生活は想像以上に大変です。
頼れるお医者さんを見つけたいですね。

▼ 東大阪のアレルギー専門医がいる小児科


市立東大阪医療センター(旧称:東大阪市立総合病院)
 東大阪市西岩田3-4-5(地図
医療法人小川クリニック 外来小児科センター
 東大阪市瓢箪山町 4-18 小川ビル(地図
いわさきクリニック
 鳥居町8-6(地図
(以上、日本アレルギー学会専門医・指導医一覧(一般用)で検索)

周囲に理解を求めよう


お子さんのアレルギー症状について、家族や友人、園や学校など周囲の人々にも知ってもらう必要があります。そして何より、アレルギーを持つ本人が「自分で自分を守れるように」育てることも大切だと思います。

周囲に説明するときは、東京都アレルギー情報naviのパンフレットが役立ちそうです。
食物アレルギーと上手につきあう12のかぎ(PDF 4.3MB)
食物アレルギー教職員研修(縄手東小学校)の資料もあります。
学校給食のアレルギー対応についてはこちらのページに載っています。
学校や保育園・幼稚園でどのような対応が必要か、入園・入学時はもちろん、症状が変化した場合もよく相談しましょう。

子どもにも、アレルギーの絵本などで教えてあげると良いと思います。
周囲にアレルギーを知ってもらうための食物アレルギーサインプレートもあります。

あまりアレルギーになじみのない祖父母世代には、なかなかわかってもらえないかもしれません。我が家の場合も、実際に目の前で子どもがしんどそうにしている姿を見るまでは半信半疑だったようです。病院の検査結果やテレビの特集を録画して見せたり、あの手この手で繰り返し説明してみましょう(^^;

相談相手を探そう&情報収集


アレルギーについて悩んだとき、落ち込んだとき、気軽に話せる相手がいるといいですね。また、アレルギーの常識も日々進化しています。最新の情報を知る機会も大切です。保健センターで開催されるアレルギー講習会やアレルギーっ子サークルなどがあれば、参加してみましょう。
そのとき、情報には必ずバイアス(偏り)があることを覚えておいてください。情報源や発信者の立場(ねらい)、エビデンス(根拠)、新しさについて確認してみると、信頼できるか情報かどうかをある程度判断できると思います。

下記のリンクも参考にしてみてください。

【アレルギー関連リンク】
食物アレルギーと共に生きる会(LFA)
関西・北摂エリアで活動されています。エピベン講習会や子ども交流会など画期的なイベントをされています。
認定NPO法人 アレルギー支援ネットワーク
公益財団法人日本アレルギー協会 JAANet Station
アレルギーを考える母の会
日本予防医学協会アレルギー・リウマチ相談センター

・厚生労働省 アレルギー疾患医療提供体制の在り方に関する検討会
・中心拠点病院;国立成育医療研究センター(世田谷区)、国立病院機構相模原病院(相模原市)

ママたちが1人で悩まなければならないのは、まだアレルギーの治療体制が整備されていないためかもしれません。
国のアレルギー対策は、2015年に「アレルギー疾患対策基本法」が施行され、ようやく動き出したばかり。ようやく2018年度から全都道府県にアレルギー拠点病院が整備されることになりました。
拠点病院は、治療以外にも患者や家族向けの講習会を開催したり、学校や児童福祉施設の教職員に、子供に食物アレルギーの症状が出た際の対処法を指導したりすることで、地域全体でアレルギー患者への対応を底上げする役割を担うそうです。
(引用元:『アレルギー拠点病院、全都道府県に 厚労省が整備へ』2017/6/28日本経済新聞)

大人になってからアレルギーを発症する人も増えています。甲殻類、果物類、魚類、そば、ナッツ類などの食物アレルギーの他に、花粉症やぜんそくなど。誰にでも身近な問題となってきたアレルギーについて、もっと世間の理解が深まればいいなと思います。

あなたのせいじゃない


最後に、アレルギーっ子のママさんへ。自分を責めないでください。
私も落ち込むことがあります。でもアレルギーを持つ我が子を「かわいそう」とも「特別」とも思わず、アレルギーごと受け止めたい。日常生活に気を遣うことも多いけれど、きっと上手に付き合っていけると信じています。

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